こわれたひとりごと

ジャンプジャンプ言い過ぎな人達を愛でる

身近なものから一つずつ

今週のお題「わが家の防災対策」

本当かどうか知らないが「日本で一番気候穏やかで住みやすい県」と言われた地元で大学進学まで過ごしたため、一家そろって防災意識は元々低めなわが家。
何故か台風がうちの県だけキレーに逸れていくんですよね。
おかげで毎年水不足*1でしたけども。

ちなみに阪神淡路大震災が、地元にいた頃の最大震度(震度4)だったんですが、私は騒ぐ家族を尻目に…というか気づかず一人ぐーすか寝ていたので体感はなし。有事の際完全に逃げ遅れるタイプです。ある意味幸せなタイプかもしれんが家族は迷惑だな。

阪神大震災の時は関西にいなかったし、東日本大震災の時も西日本民だったし、自分は運がいいなあと思っていました。
でもこの先も大災害を逃れ続けられるとは決して思えない。
現に大阪北部地震では震度5強を体験してガスも止まったし、西日本7月豪雨では初めて居住している市が避難指示の地域になったし。
ちなみに台風21号の被害で同僚の家、まだ停電*2しているんですよ。赤ちゃんもいるのに…。

地元を離れ県外へ進学し、移り住んだ地が前述の地震で最も被害を受けた地域だったこともあり、多少地震等への備えを考えるようになった。とはいえ、すぐに防災対策を整えた訳でもなく、若干の危機意識を持った位。脳内シミュレーションてやつです。ぬるいな。

その後転職を経て今の会社に勤めるようになり早〇年、日々様々なアクシデントに触れて生きるようになりました。
まだゲリラ豪雨なんて言葉も人々がさほど耳にしなかったような頃から、九死に一生を得るような話を普通の人の何倍も数多く見聞きしてきました。

そこでようやく、大災害を我が事に置き換えて想像するようになり、徐々に災害時のグッズや備蓄を行動に移すようになりました。
天災が他人事でも非日常でもなくなりつつある現代において、何の対策もしていない人の方が珍しいかもしれませんがね。

というわけでここから、書きながら、思い出しながらの防災対策紹介です。*3

私はそもそもが物を捨てられない人間なのですが、捨てる前に「これ災害用に取っとく?」というのを一回挟むようにしています。

非常持ち出し袋は現在の服の系統に激しく合わないカジュアルなリュック(何をとちくるったのか黄緑なんです🐸)で、
それに福引で当たったはいいが切れが悪くなかなか減らないB級品ラップ(新品)を突っ込み、
少しずつ買い集めた防災品(寒さや雨風を凌ぐアルミシート、長期保存リッツetc.)を入れつつ、
生理用品や、インナー、靴下などを一揃い入れています。妹から送られてきた激しく好みに合わないTシャツも…。
前は携帯ラジオも入れていたんですが、最近聞こうと思って出してきたのでそれは寝室に置いています。

後はいざというとき用に買った固形タオルや絆創膏、手袋(軍手代わり&ゴム・ビニールの使い捨て)。
普段頻繁に使う生活用品(ex.ウェットティッシュ)などは入れていないけど、ほとんど使わないものの在庫(ex.絆創膏)等は、保管先を持ち出し袋にすると慌てなくていいと思います。
靴は玄関に出しっぱなし民なのであれですが、ホテルのアメニティスリッパを避難先で何もないよりましやろ!と入れてみたり。ちなみにベッドのすぐ傍に硬質のスリッパ出してるんで何かあったらたぶんまずはそれを履く。
忘れちゃいけないのは眼鏡。暗闇で裸眼は無理。新調するたびに前のやつを入れています。そんな度数変わらないんで使えます。
眼鏡は緩めなので度数の合っているワンデーも入れとこうかとも思ったんですが、きれいな水のない環境下での付け外しが躊躇われるからやっぱ眼鏡。

そして何よりも大事な水ですが、一応2Lペットを常にストックしてあるので長期保存水を買ったり浴槽に溜めたりというとこまでには至っていません。浴槽貯水は普段お風呂浸からないし、家空けている時間の方が多いのでカビそうなので甘いと言われてもやらないかな;

ここまで書いて、大阪北部地震後にヘルメット買わなきゃと思ったのにまだ買っていないことを思い出しました。近々買いに行こう。
洗面器とタオルで代用できるらしいけど逃げる際固定できずに片手取られちゃうし。
一応ベッドの背のハンガーラックに麦わら帽子はかかってるけど、恐らく防災上何の意味もなさないだろうから、やっぱり用意しよう。

家には重量級の家具がなく、背の低い物ばかりなので物が降ってくる、下敷きになるということはなさそうですが、とりあえず備え付けの観音開きの食器棚は衝撃で開かないよう輪ゴムで止めています。対策が脆弱…。だって入れてるもんほぼタッパーだもの。

後はハザードマップと懐中電灯🔦を一緒くたに柱に引っ掛けてあります。
幸い市役所まで徒歩圏内なんでいざとなったらそこへダッシュするしかない!迷わなくていいのはある意味楽。

現状はこんなところでしょうか。
まだまだやるべきことはありますが、何もしていないより少しでもやっておくことが、心の支えに、そしていざという時の動揺を少しでも減らしてくれると信じて。

最後に、被災地の一日も早い復興を祈って。

*1:小学生時代に一度長期間長時間断水の憂き目に遭ってポリタンクに水をもらいに行くという体験だけしたことある位

*2:まじ何やっとんねん関電。オール電化勧めてる場合か!

*3:事前に考える、構成するということができない…