こわれたひとりごと

ジャンプジャンプ言い過ぎな人達を愛でる

隠れ〇〇の自意識

今週のお題「アイドルをつづる」

はいはーい、現在進行形でアイドル大好き人間でーす。所謂ジャニーズさんところの。

ところで今でこそ己が世間で言うところのジャニオタであることを認めて生きているのですが、実はわたしは自分がジャニオタであることを真の意味で受け入れるのにかなりの年月を要しました。
決して否定して生きてきてはないんですけど、所謂ジャニオタの中に自分を入れずにいました。

でもある日ふと気づいたんですよね。
あれ、自分わりと筋金入りのジャニオタじゃね?って。まさに掌に流れる水を唐突に理解したような衝撃です。…いや、ごめんなさい。

所詮思考なんて主観100%でしかないと思っているので、自分をitの対象から外しがちなんです。

思い起こせば、中学時代KinKiをTV視聴メインで応援→その後バンドブームに乗る(Ciel会員in茶の間)→大学卒業後突如eighterとして目覚める→現在某元号アイドル(違う)大好き★と、ほぼ人生ジャニオタじゃねーかと言われるしかない嗜好遍歴を歩んでいました。

どこから自分はアイドルオタクじゃない勘違いが始まったのかわからないんですが、ひょっとしたら「初めて買ったCDはInnocent Worldです」的な記憶のせいかもしれません。初めての男は桜井和寿的な。蛇足ですがミスチルのアルバムを一枚ずつ買ってもらうためだけに学生時代学年上位をキープしていたので、オタクの鏡と呼んでもらっても構いません。*1


まあ実のところ、アイドル以外にも漫画*2にもハマり、サッカー*3にもハマり、フット*4にもハマり、気が多いというかただのミーハー女だったので、ジャニーズに留まらないオタクという肩書きが最も正しい気がします。

そんな多種多様なカテゴリでオタクを自称してきた自分でもジャニオタであることを自覚するまでに時間がかかったのは、やはり世間の厳しい目が影響を与えているのは間違いないと感じます。

何故世間はジャニオタに手厳しいのか?

例えばある凶悪事件の犯人の家にアニメのビデオがあったとか、犯行声明がある漫画を模したような表現を使っていたとかそういった報道から一部のオタクがいわれのない扱いを受けた時代も過去にありましたが、ジャニオタって別に何もしてないですよね…?*5

ただただ一途に雲の上のアイドルを愛でているだけなのに、世の男性及びそれ以外の女性から一貫して白い目で見られ続けているという現実に打ちひしがれそうです。何故ここまで厭われる存在なのか。やっぱりうるさいから?でもそれだけでかよ!異常じゃね!

と言うか、100歩譲ってジャニオタがうるさい、ウザイと厭われるならともかくジャニーズのアイドルさんたちまで色眼鏡で見られるのは何故なんでしょうね?

よく事務所が強い、局が忖度、歌が下手*6、芝居が下手とか言われますけど、アイドルの真似事したり本業以外の分野に手を出す俳優や芸人や声優には寛容なくせに、歌って踊ってコンサートしてキャーキャーいわれる以外のことをするジャニーズを目の敵にするこの風潮って何なの?
みんながみんな技量があるとは言わせないし、よくその見た目でアイドルやってますよね?っていう畑違いの人たくさんいらっしゃいますよね(にっこり)。

これはもう世の男が嫉妬を拗らせた挙句、多数派に流されやすい国民性につけこんでジャニーズは軽んじて良いものという風評を流したしか思えない!(ネタだと思って聞いてください)

最近でこそ〇〇くんに憧れてと公言してアイドルを志す猛者共も増えてきましたが、ジャニーズwっていう認識が若い男性に定着しているこの日本…。

(さっきから何故ばかりで何の考察もなくて恐縮ですけど)本当に解せぬ。

でもひとつ言えるのは、ここまでジャニーズwっていう風潮がある中でも常に、ジャニーズ=モテる、カッコいいという定義は消えず、圧倒的な女性からの支持を獲得し続けている現実もあるんですよね。

結局のところ、ジャニオタって女性の趣味嗜好における多数派でありながらも、世間の批判や嘲笑の的となりうる代表的な存在でもあるという、考えれば考えるほど隠れてるのか開き直ってるのかよくわからない存在です。(そろそろ面倒になってきた)

ジャニオタである自覚に目覚めたわたしは、今後ジャニーズの皆さんが不当な評価を受けるような場面で冷静かつ客観的(を装った)意見を述べてみたり、そっと表題曲以外の隠れた名曲を流してみたり、そしらぬ顔で自担の映画やドラマのステマをしてみたりと暗躍していく所存ですが、願わくばいちジャニオタがもう少し市民権を得られる世の中であって欲しいと思います。

(収拾つかなくなってきたので)最後に、とあるアイドルの名言に準えて一言。

ジャニオタのことは嫌いでも、ジャニーズのアイドルのことは嫌いにならないでください!

*1:オタク気質なお子さんの成績に悩んでいる父母の方、是非ご検討下さい

*2:ジャンプから白泉社スクエニまで

*3:夜な夜なブンデス見てた

*4:ボールアワー

*5:というか、オタクの皆さん自体が事件とは何も関係ないのですが、要は誤解を受けるような出来事もなかったよねということ

*6:でもあくまで歌に対してしか言われないのでダンスやパフォーマンスは認められているのは嬉しい